【展示会レポート】合同展で見つけた注目ブランド#2 「ensemble」「ASUMEDERU」「Plog」

こんにちは、編集長の川崎です。

合同展のレポート、続きです。→前回はこちら。今回は革小物や財布などをまとめてみました。

【革小物、財布編】

1.「ensemble(アンサンブル)」

最近では大人向けのスタイリッシュで使いやすいスマートフォンケースが求められています。「ensemble(アンサンブル)」は、シンプルなデザインに加え、動画の閲覧などがしやすい“縦横自在に自立できる”タイプ。

カードホルダーが4枚分あり、ふたを開くと内側にミラーがついているのも女性の使用シーンに嬉しい機能。スマホリングとネックストラップになる、多機能リングもアクセント。光沢感のあるPUレザーを使い、カーキやライトグレー、ベージュといったシックなカラーバリエーションも特徴です。

またフックに掛けてディスプレイできるクリア素材のパッケージも、売り場で取り扱いやすく工夫されています。限定モデルとして提案された、ハラコ仕様のダルメシアンとレオパード素材も人気が高い。

他にも今シーズンはコンパクト財布のバリエーションが豊富。ウォレットポーチやスマホショルダーなど、機能的なアイテムが揃っている。

株式会社ビクトリーブ 092-441-6767

 

2.「ASUMEDERU(アスメデル)」

「アスメデル」は、都内で40年以上財布を作り続けてきた(株)エリナによるオリジナルブランド。今回は「SIFE is LIFE」というキャッチフレーズで、ウォレットでもSAIFU(財布)でもなく「SIFU(サイフ)」という表現にしています。生活を意味する「ライフ」とサイフを掛けた造語とのこと。

広げるとたっぷりとしたドレープの出る、しなやかなカーフレザーを贅沢に使用。できるだけパーツを分割せず、革がぐるりとつながるように計算された美しいパターンも特徴です。裁断、ミシンステッチを最小限にし、折りで形を出していくことで革の質感、タッチ、滑らかな“しなり”が感じられるようにデザインしています。

芯材も裏地も使わず、1枚仕立てにした仕様で、使う人の手に柔らかくフィットするようイメージ。ごく薄く仕上げた財布やカードケースは、スーツのポケットやバッグの中でも邪魔にならず、さりげない存在感を演出しています。

株式会社エリナ 03-3694-3883

 

3.「plog(プロッグ)」

老舗の財布メーカーである株式会社ラモーダヨシダ。値ごろなものから国内の職人が仕立てたものまで、様々な革小物製品をラインアップしている。雑貨EXPOではOEM向けアイテムを中心に、オンタイムで不可欠な「マスクケース」などの提案も充実させた。

抗菌素材を使用し、バッグにも取りつけられるチェーン使いに加えて、カラー展開も豊富に揃っています。「あなたのお店でマスクケースを販売してみませんか」というPOPを添えて、飲食店やアパレルなどの業種を想定した提案も行いました。サンプルは一個からレンタル可能で、安心安全の日本製、という点もアピール。

定番になった、3wayにもなるスマートフォンケースは、ボディを使って立体的なディスプレイで訴求。コンパクト財布、蛇腹タイプのカードケースなど、革小物のバリエーションも豊富に揃えた。

株式会社ラモーダヨシダ 03-5816-1821

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以上「革小物、財布編」でした。

合同展まとめはこれで終了です。また次回以降のトピックスをお楽しみに。