【展示会レポート】合同展で見つけた注目ブランド #1「ARCHIE」「WARP」「TOKYO LEATHER FACTORY」

こんにちは、編集長の川崎です。

9月~10月に開催された「Fashion雑貨Expo」と「Project Tokyo」「rooms」に、久しぶりに取材に伺ってきましたのでレポートいたします。コロナの影響で合同展がかなり延期になっていましたが、ようやく少しづつ開催されてきています。

もちろん入場者数はまだ半数以下だと聞きますが、それだけに“真剣な商談が増えた”や、“しっかり見れた”という声も聴かれました。「新しい生活様式」に沿ったコロナ対策関連アイテムや、テレワーク関連、エコバッグ系も増えていました。それぞれのトピックスごとにご紹介いたします。

【エコバッグ編】

1.「ARCHIE(アーチー)」

生活雑貨の企画、製造、販売を手掛ける株式会社REP(レップ)

「荷物も遊び心と一緒に」をテーマに、ファッションと遊び心とを両立させたキャリーカートブランド「ARCHIE(アーチー)」を立ち上げた。ショッピング、ランドリー、ピクニック、アウトドアなど、生活の中にはモノを運ぶシーンは意外と多い。

もともとキャリーカートを販売していたが、若い方々にも持ってもらえればという思いから、ユニセックステイストで素材には破れにくい「タイベック」を使ったカジュアルなカートが登場。表面にはPVCコーティングをしているため、アウトドアシーンや雨天にも強い仕上がりになっている。お揃いの素材でポーチなども提案している。

また別ラインの「ロッコ」では、エコバッグやランチバッグなどのラインアップが充実している。買い物の際に便利なレジカゴバッグや、コンパクトに折り畳めるエコバッグなど、オンタイムに売り場で活躍しそうなアイテムが嬉しい。

◆株式会社REP 03-5423-2211

 

2.「WARP(ワープ)」

ハンカチなど布帛系の雑貨製造企業の川辺株式会社から、ユニセックスなデザインの軽量バッグ「WARP(ワープ)」がデビューした。三辺にぐるりとファスナーをつけ、閉めている時には薄型のA4トートに。ファスナーを開くと、マチが20cmほどもある大きなエコバッグになる。

他にも大容量がポイントのデザインがラインナップ。特に男性が普段使いできるエコバッグ兼用のアイテムが少ないため、まずはデイリーでのシーンを意識したとのこと。

別ラインとして、従来はマスクに使われていた「ハイドロ銀チタン」という、抗菌加工を施したガーゼ素材を使ったシリーズも提案。薄くて軽いのはもちろんのこと、二枚重ねにしたデザインなので、生地の隙間をポケットとして使う仕組みにしている。

色合いもホワイトやブルーを基調にし、ハンカチのような紙パッケージも手に取りやすくギフトにも〇。男性でもスタイリッシュに持てるようイメージしたのもポイント。

◆川辺株式会社 03-6380-5801

 

3.TOKYO LEATHER FACTORY

「天然皮革の魅力でくらしを豊かに」をテーマに、株式会社ティグレが東京墨田のピッグレザーを使って、様々なライフスタイルアイテムを提案するブランド。特に自社開発をしたウォッシャブルレザーのトートバッグ革エプロン、クッションなど、生活を楽しむアイテムを提案。中性洗剤で“洗えるレザー”として、今までの発想にはなかった新しい革の可能性を追求している。

 

今回の展示会では、イエロー、グレー、ベージュを基調にした優しいカラーリングのラインアップで、店頭に「洗う前」と「洗った後」の風合いを確かめてもらえるようなプレゼンテーションを用意した。洗えるだけに、ちょっと贅沢な“レザーのエコバッグ”として使う方も少なくない。

洗うたびに経年変化して、育っていくことを楽しんでもらえうこともイメージしたという。素材そのものの付加価値を高めるため、自らセレクトショップや百貨店のポップアップなども積極的に行っている。

有限会社ティグレ  03-3617-2997

────

以上が「エコバッグ編」です。

次回は革小物、ライフスタイル系をお届けします。