【編集長レポ】7月6日開催の「ライフスタイルWeek【夏】」レポート #2
こんにちは。編集長の川崎です。
2021年の7月6日~8日まで開催された「ライフスタイルWeek【夏】」の合同展を取材してきました。#1はこちら。
1回目は服飾雑貨系でしたが、2回目はそれに加えて、ちょっと面白いアイテムでまとめてみました。
1.「Wayuula(ワユーラ)」
鮮やかな色コンビが目を引くバッグブランド。南米のコロンビアで暮らし、砂漠の民と呼ばれる「ワユー族」。豊かではない土地で、自然災害の脅威にさらされながらも、伝統を紡ぎ続けている民族だ。そのワユー族たちが伝承しつつ編み継いできた、ハンドメイドバッグが『ワユーバッグ』。編地の美しさ、色づかい、緻密さ、使い勝手の良さなどの特徴がある。
南米独特の色使いを、日本人好みにアレンジし2018年に「ワユーラ」としてブランドデビュー。サイズ感の変更やショルダーとハンドルをつけた2wayにするなど、仕様にも工夫を重ねている。POPな見た目に加え、便利なウォッシャブル性、10キロの荷物もOKという耐久性など、様々な機能性も魅力。
「ワユーラ」の売上の一部は、現地スタッフを通して直接現地の編み手家族に届け、支援につなげている。
2.「リゲッタ」
丸みのある特徴的なデザインの「リゲッタカヌー」は、一度足を入れると自然とローリング歩行を可能にし、姿勢よく快適に歩ける。このシューズで「長年の腰痛がなくなった」「冷えが取れた」などトラブルが解消したという声も少なくない。
そのシューズの強みを活かして、今回の展示会では初めてルームシューズのラインナップを発表。「リゲッタ」と「スリッパ」を掛け合わせた「リゲッパ」なる新しい部屋履きも提案した。おうち時間が長くなる中で、外だけでなく内でも歩行を支えるシューズを履いてほしいという思いからだという。
リラックスできるソフトなインソールや、付け替えのできるベルトなど、室内履きでニーズの高い“楽しさ”や、“やさしい履き心地”にこだわった。外履きだけでなく今後は室内履きまで、幅広い展開が期待できる。
3.「アデリア レトロ」
小さい頃にどこかで見かけたような昭和な食器たち。「アデリアレトロ」とは愛知県の石塚硝子が、かつて昭和の家庭で使われていたグラスのデザインを、現代向けにリメイクしたプリントグラスのラインナップ。昭和の食卓には、必ず置いてあったと思えるような懐かしさが漂う。カラフルなお花柄や動物柄など、ポットやグラスで一度は手にしたことがありそうです。
クリームソーダやパンケーキなど、「昭和の喫茶店」がこのところ若い世代に支持されているが、こういったレトロなグラスも併せて注目を集めている。脚付きグラスやボンボン入れなど、シンプルな中にも郷愁をさそうデザインが女性たちの目に留まっている。異業種でも、取り扱いしやすそうな食器と言えそう。
4.「himekuri(ヒメクリ)」
今度はフシギな文具のご紹介。タイトル通りまさに「日めくり」カレンダーのような「ふせん」。2018年に「日本文具大賞 機能部門の優秀賞」を受賞した、新しいタイプの日めくりカレンダー。1週間ごとに背景色が変化し、365枚がつづられています。すべて柄が違うのがすごいところ!付せんの加工がされているため、日記帳の日付欄に貼ったり、使ったら別のところに貼って再利用したりと色々な使い方ができる。
2022年版には、ねこや文房具など定番の柄に加えて、新柄も登場。OEMで自分のオリジナルの日めくりカレンダーを作ることも出来るため、イラストレーターの方などが、365枚の自分の絵を使って作成する例などもあるとか。考え方によっては様々な新しい切り口が生まれそうなアイテム。さすがステーショナリー分野は切り口が新鮮!
5.「oppoman(オッポマン)」
これも面白かった。「オットマン」と「トランポリン」を掛け合わせた「オッポマン」(笑)。そのまんまな気がしますが、室内でトランポリンができるアイテムとして、人気急上昇中とのこと。たしかにこのコロナ下で運動不足になっている人にとっては、オットマンで気軽にトランポリンできるのであれば嬉しいところ。
子供だけでなく、100kgまでの人が乗ってもヘタらないというお墨付きも。三次元エアファイバーと高弾性ウレタンフォームを使って、頑丈さと弾力性を兼ね備えている。インテリア×エクササイズの切り口はこれからも登場しそう。
──
以上です。後半は個人的に面白いアイテムを揃えてみました。やはり文具関係はいつも新鮮なアイテムが登場して、ユニークですね。勉強になります。
また次の展示会レポートお楽しみに。