【編集長レポ】7月6日開催の「ライフスタイルWeek【夏】」レポート #1

こんにちは。編集長の川崎です。

2021年の7月6日~8日まで開催された「ライフスタイルWeek【夏】」の合同展を取材してきました。バッグに限らず、こちらでは様々な業界が集まって新しいライフスタイル提案をされていました。

この夏の売り場にぴったりなものから、秋展開も面白そうなものまでオールシーズンの提案が楽しかったです。文具やキッチン雑貨まで幅広くご紹介します。まずは服飾雑貨系から。

1.「WPC」

2004年に誕生した、カラフルな傘やレインウエアなどをベースに提案するドメスティックブランド。「新たな可能性を生み出す」をスローガンに、“日々の天気”によって変わるライフスタイルに応じたラインアップで、キュートでモダンなオリジナルプリントを得意としている。

今回の展示会では、北欧風な大柄フラワーをベースにした、ポーチやティッシュケース、エコバッグなどをトータルに展開。部屋で過ごすことの多い、ニューノーマルなライフスタイルにマッチしたルームシューズやマグカップ、冬場に重宝するブランケットなどもお揃いのプリントで提案している。

2.「greeful(グリーフル)」

実はこの企業は雑貨メーカーではなく、出版業界で「取次」と呼ばれる、出版社と書店の間をつなぐ流通業。だが出版不況により書店が減少していくなか、書店の店頭で本以外の新たな集客アイテムを開発すべく、これらのステーショナリー雑貨が生まれたという。

「グリーフル」は、合皮で作られたメンズ向けのステーショナリー雑貨のブランド。一般的にはレザーで作られることが多いが、値ごろ感を出して若い世代にも購入してもらえるように工夫した。ペンケースやノートカバー、IDケースなど、ちょっとしたギフトにもぴったりなアイテム。ヴィンテージ感を表現するなど、細かいディテールにもこだわっている。

3.「Pansy(パンジー)」

株式会社パンジーは1962年創業の、老舗の靴・履物メーカー。今シーズンは「サスティナブル」をテーマに、外履きだけでなく室内履きのアイテムも大幅に増やしている。ルームシューズの「ルーミィー・ルーミィー」ブランドでは、国内での廃棄されるフェルト生地を使って作られた、再生素材使いの室内履きを提案。抗菌加工も施して、ソフトで歩きやすい点もポイント。加えて、弾むような弾力の「グミインソール」を使ったスリッパも新製品として登場。

またアッパーにニットを使ったシリーズも増やしている。程よい弾力のあるインソールを使った、ニット素材のルームシューズ。また外履きの「パンジースポーツ」では、カジュアルなスニーカーデザインのタイプをニット素材を使ってカラーバリエーション豊富に展開した。

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今回は以上です。次回に続きます。