【新年のご挨拶】本年もAt-Random by B.A.G. Numberを、よろしくお願い申し上げます。
皆さま、あけましておめでとうございます。編集長の川崎です。
2021年がスタートしました。
いつもと同じ新年とは行かない年明けですが、今年こそ自分の軸をしっかり持って、前に進んでいく年になりそうです。
年明け早々に緊急事態宣言が発動されることとなり、また首都圏は行動制限となります。ほぼ1か月間の不自由な生活ではありますが、春の初回の経験を活かして、この第三波を乗り切っていきたいものです。
昨年は誰も想像できなかったことが起き、今まで目の前にあった「当たり前のありがたさ」を痛いほど感じた日々でした。普通にできていた経済活動ができなくなり、私たちの業界も抜本的な改革を迫られました。
けれどもその混沌の中から、メーカー発の「DotCブランド」が生まれたり、マスクや医療用ガウンを製造したり、インスタグラムに力を入れたり、BASEに新規登録する・・・など、多くの新しい動きが勃興しました。
コロナ以前からたびたび問題視されていた業界の問題点が、これを機会に痛みを伴いながらも「膿出し」となり、そこから新たな「産み出し」が始まろうとしています。
ここで改めてすべきなのは、本当の意味での「お互いWin-Winなファンづくり」ではないでしょうか。
今まで小売店や専門店であれば考えていたことかもしれませんが、これからはあらゆるメーカー、卸、企画、小売りなど、川上から川下に至るまで、「自分のファンを徹底的に作る」ということに腰を据えて取り組んでいただきたいと思います。
今で当たり前だった「仕事をどこかからもらえる」「誰かが買ってくれる」という、受け身発想のビジネスは難しいのではないか。「誰に」「何を」「いつ」「どうやって届けるか」までデザインすることで、ひとつながりのファンのループが出来上がると考えます。
そしてこれを機会に、あなたの仕事に対する「ミッション」を再確認してみてはいかがでしょう。
「なぜあなたはその仕事をしているのか?」
「誰を笑顔にしているのか?」
「どんなことに情熱を燃やしているのか?」
自分自身にも改めて問いかけています。誰だろう?何のためだろう…? すぐ答えが出なくても、コロナ期間の間に「問い」を持ち続け、向き合うこと。しんどいですが今こそ大切なことだと思っています。
2020年にリニューアルしたこのAt-Random by B.A.G. Numberも、スタートから早6年目。ご好評を頂いていたリアルセミナーが出来なくなって久しいですが、私たちも出来ることを淡々と、少しでも皆さまのビジネスのヒントになるコンテンツをアップしていく所存です。
またオンラインで、取材先で、お目にかかりたいと思います。今年もよろしくお願い申し上げます。