【編集長レポ】2020AW BAG展示会レポート #1

こんにちは。編集長の川崎です。

5月12日(火)~14日(木)に各社で2021年秋冬展が開催されました。今回は出展企業も減少傾向で、関西方面のブランドは自粛されているところが多かったようです。

今シーズンの傾向として大きかったのは、サスティナブルな素材使い、廃棄しない素材アレンジ、超軽量素材使いなどが目立ちました。「トレンド性」だけでなく、コロナ下のライフスタイルでの価値をどうプラスアルファするか、各社の新しい切り口が期待されます。

1.「ダコタ」

会場のプロモーションコーナーでは、コロナ下で更に注目されてきたライフスタイル提案アイテムを展開。ホワイト什器を背景に、シンプルなヌメ革バリエーションで見せた、ティッシュケース、ルームシューズ、ガジェットケースなどがラインアップ。

ダコタのブロンコスシリーズでは、製品で使用予定だった革が、キズや色ムラなどではじかれていた素材を使用。革の風合いを生かすため、表面の仕上げは行っていない。カラーバリエーションも豊富で、ショルダー紐の結び方で長さも調整できるのもポイント。他にもクラシックなヒネリ金具をアクセントにしたシリーズも人気。

2.「エスティーヌ」

今シーズンは、ソフトなゴートレザーにブラック箔加工を施した、シンプルでスタイリッシュなデザインを提案。甘さを排したジェンダーレスな雰囲気で、リュックにはPC収納などの機能性も備えている。

また、1枚1枚の革にスパッタリング加工と呼ばれるペイントを施した、現代アートのようなラインも。こちらは、擦れや色ムラが見られるホースレザーを、極力廃棄しないための試み。こういった加工技術を駆使して、エシカルなコレクションをラインナップさせた。

3.「aoneco (アオネコ)」

 定番人気のステンドグラスを配したアンティークなドアシリーズの「グラート」に、ジェンダーレスなモノトーン系が登場した。加えて今回の注目は、クラウドファンディングを通じて保護ネコの支援を行う「aoneco(アオネコ)」プロジェクトの製品も展示会に登場。

このプロジェクトは、レザーショルダーや革小物と「支援クーポン」を購入することで、保護ネコカフェへのサポートに繋げるというもの。実際には900%以上の達成率で、保護ネコへの注目の高さを伺わせた。ネコのシルエットをかたどったポシェット、長財布、キーケースなどをラインアップ。

4.「VIA DOAN」

大阪での自社内展示となった今シーズンの「ドアン」。それでもカラフルなレザーや軽量感を意識したラインナップなど、パワーアップしたアイテムが並ぶ。特に最近では、若手スタッフによるInstagramでの情報発信を意識し、ユーザーのみならず売場とのコミュニケーションも図っているとのこと。

撥水性や防汚性も高いポリウレタン素材を採用した「パンセ」シリーズは、ビジネス向けにも子育て世代にもフィットする軽量なライン。人気のリュックだけでなく、ミニショルダーやトートなども加わったことで、新定番として期待が持てる。またエコバッグをショルダーと一体型にしたものも提案し、トレンド性だけでなく日常での“ちょっと便利”を追求した切り口が冴える。

5.「ナチュラルビューティー」

ナチュラルフェミニンのテイストをベースにした「NATURAL BEAUTY」。オンオフでも兼用できる上品さが支持されている。今季は、水彩画のような雰囲気のフラワープリントの財布を提案。ロゴ部分に、さりげなく小粒パールを乗せたディテールがデザインポイント。バッグはシンプルかつ年間で使えるもの、そして財布は金運アップのカラーや華やかなデザインを求める傾向が高いという。

トートバッグは、大サイズはA4やノートパソコンも収納でき、きちんと自立するシンプルでエレガントなシルエット。コバまできれいに仕上げ、カラーコンビのチャームを付けて、1万円以下に抑えた値ごろなプライスに支持が集まっている。

──

第一弾は以上です。

このあとは、革小物やメンズのラインナップ等も改めてご紹介いたします。