ダイレクトに猫たちの保護につながるクラウドファンディング「waji 保護ネコプロジェクト」

かばんアトリエならではの「保護ネコプロジェクト」

こんにちは。編集長の川崎です。

さて、最近コロナ禍でペットを飼う家庭が増加したと言われていますよね。でもその反面、捨て猫や捨て犬の引き取り(譲渡)も急増しました。

大阪のバッグメーカー株式会社waji(ワジ)が立ち上げたのは、そんな不幸な猫を一匹でも減らすためのクラウドファンディング、「保護ネコプロジェクト」。

wajiは、大阪・阿倍野区にあるプロのモノ作り集団。築100年の古民家を改装したアトリエを活動拠点とし、革製品をデザインから製造まで一貫して行っています。

代表取締役である菅野社長は、もともと大のネコ好き。2年前から二匹の保護ネコと暮らすようになったことがきっかけだとか。

「今うちのネコたちは、隙だらけで幸せそうに寝ていますが、まだまだ世の中には無防備な姿では寝られないネコたちが数多くいます。保護猫カフェなどにダイレクトに寄付することも考えましたが、バッグに関わる自分たちらしいサポートの仕方があるのではないかと、スタッフと知恵を絞りました。価格以上の“価値”を実感できる製品を提供し、また限りなく透明性のあるチャリティーであることを意識しています。」

透明性の高い寄付クーポンつき

支援者には、ネコのシルエットが愛らしいレザーのがま口ロングウォレット、ミニウォレット、スマホポシェット、またシンプルなキーケースの4種をリターン品とした。ネコの毛並みを模したランダムな型押しがポイント。

「今回のプロジェクトでは、主役であるネコのために10%前後を寄付金分として設定しました。支援者にはリターン商品に加え、直接支援者が寄付できる“クーポン”を付けました。例えば13,640円のスマホポシェットを購入した方には、別途1,200円分のクーポンがついており、自分で寄付するところ(保護ネコカフェ)を選んで頂けます」

猫カフェは全国に数多存在するが、特に菅野社長が信頼を置いている「保護ネコカフェ」や「NPO法人」などへ、重点的に寄付できる仕組みを作ったとのと。

保護し続けるためにも、ネコの食事代や不妊去勢手術代、ワクチンなど想像以上の経費がかかるのだとか。

「うちのスタッフたちはみなネコ好きばかりなので、wajiらしいチャリティーの仕方で、一匹でも多くのネコたちを幸せにしたい。ぜひネコ好きの方に支援いただければと思っています。」と菅野さんは語ってくれました。

クラウドファンディングはすでに323%が達成していますが、まだ日数はあるので保護ネコに興味ある方は一度見てみてはいかがでしょう。

「waji 保護ネコプロジェクト」 

https://www.creema-springs.jp/projects/waji-labo