エース「世界のカバン博物館」にて「Thinking Leather Action」のコーナーが展開中
こんにちは、川崎です。
一度は足を踏み入れたことがあるかと思いますが、エース株式会社が運営する「世界のかばん博物館」というミュージアムをご存じですか? 浅草・駒形にあるカバン専門の博物館です。
こちらの創業者である新川柳作氏がコレクションした、世界中の珍しいカバンや世界のカバンの歴史等を展示しています。
世界的に見ても、かばんの専門ミュージアムの存在は大変希少な存在。
これらの価値ある収蔵品が、一般の方々には無料で観覧できるのです、素晴らしい!
そして1月末からこの博物館の一角に、「Thinking Leather Action(TLA)」の活動を広く知ってもらうコーナーが設置されました。
「TLA」の活動とは、皮革・革製品などのサステナビリティを発信していく一般社団法人日本皮革産業連合会のプロジェクト。
10坪ほどの展示フロアには、プロジェクトで使われているイラストとメッセージをパネルが展示されて、大変わかりやすくなっています。
また、大きな半裁の革をメインに掲げ、革の質感やサイズ感もイメージさせました。ブリーフケース、ハンドバッグ、革財布などの製品も展示されています。
TLA活動 座長の川善商店社長の川北芳弘さんにお話しを伺ってみました。
歴史ある収蔵品から伝わる革の価値
「最近では広報活動に力を入れるようになり、皆さんに少しずつTLAの活動を知っていただけるようになりました。
ただ今までは、リーフレットやwebサイトの広告媒体を見ていただく方法に限られていました。
そこへ、エースの『世界のかばん博物館』館長の難波さんが、『博物館として鞄の原点でもある皮革の事をもっと伝えたい』とご相談に来ていただき、この試みが実現しました。
博物館の展示品の中には歴史ある革製品も多く、TLAでもお伝えしている“革は長持ちする”という事実を、実際に製品で見ていただけることは意義深いと思います。
難波さんは、博物館に来館される方々に楽しみながら学んでいただける場にもしたい、と常々考えられており、私どもの想いと合致する部分が大きかった。
幅広い年代の方々に知ってもらうためには、こういった“リアルな場”で見てもらえることが非常に大切だと感じます。
実は、皮革産業連合会の事務所からも近いため、お客様をご案内することも出来るようになりました」とのこと。
より多くの方がこの博物館に足を運んでもらえれば、と川北さんは語ります。
TLAの展示は期間限定ではなく、しばらくはこのスペースで展示されるとのこと。
世界のかばんに触れた時には、ぜひ革のサステナビリティについても想いを馳せていただけると嬉しいです。
ではまた。