【編集長レポート】尾道発のバッグ専門店「Danjo」が小田急百貨店新宿店にオープン!vol.1
こんにちは。編集長の川崎です。
突然ですが、尾道って行かれたことありますか? 私も国内では、好きな街の五本の指に入ります。
市内に百年企業が林立する尾道の街
広島県尾道市は、おだやかな瀬戸内海と後方からせり出した山に囲まれた、風光明媚な“坂の街”としても知られています。数々の映画のロケ地にもなり、瀬戸内の島々をめぐる「しまなみ海道」は、最近ではサイクリングのメッカにもなってますね。
実はこの街の歴史は古くて、平安時代から年貢積出しの公認港に始まり、江戸時代には北前船の寄港地として栄えたとか。明治時代には国内でいち早く銀行が設立され、金融の街としても発展。これは知りませんでした。市内に百年企業が数多く存在するのも、ここが歴史的な商都であったことを彷彿させます。
ここ尾道で、1908年(明治41年)に創業したという歴史あるハンドバッグセレクトショップが「檀上カバン店」。現在は、尾道本店と福山市の天満屋百貨店に直営店を構えており、国内外から独自に編集したアイテムを揃えるバッグのセレクトショップとして、数多くのファンを抱えています。オンラインショップにも2001年と、業界でもいち早く取り組んだことでも知られています。
そして2月24日に、「小田急百貨店新宿店」3階のバッグ売り場に、直営ショップ「Danjo」をオープンさせました。広さは約27㎡。
都内の百貨店内に、バッグ専門のセレクト店が入る事例は大変珍しいと言えるのではないでしょうか。
ライフスタイルに合ったバッグ探しをサポート
ラインナップは、主力ブランドである「A.D.M.J.」をはじめ、「オルセット」「ヴィオラドーロ」「カワカワ」といった国内ブランドから、「ヘリュー」「アニタビラルティ」「ドラゴン」「ロベルタピエリ」などのインポートまで幅広い品ぞろえ。常時20~25ブランド程度を意識しているとのこと。
セレクトならではの“面としての楽しさ”
バッグ好きな30、40代の方をターゲットに、アパレル店やセレクトショップではバッグを選びづらいと感じていた層に対し、“ファッション性も機能性も満たされる”をテーマにしたショップを目指したとのこと。
フロアの周りはぐるりと老舗ブランドばかりが立ち並んでいますが、バッグのセレクト店はむしろ個性的に映ります。セレクトされたブランドはアパレル店に並ぶものも多いながら、面としての楽しさや、バッグセレクトらしい“使い勝手の良さ”が強みです。
次回は代表の檀上社長のお話を伺ってみましたので、そちらをお伝えいたします。
ではvol.2をお楽しみに。
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◆Danjo 小田急百貨店新宿店