【編集長レポート】「ギフトショー」「Extra Preview」合同展速報 #1

こんにちは。編集長の川崎です。

首都圏は緊急事態宣言が延長となり、公共交通機関やターミナル駅は人気もまばらになってしまいました。人の少ない商業施設であっても、日々立ち続けているスタッフの皆さんには頭が下がります。気持ち的に落ちてしまいそうな日々ですが、Instagramやブログなどでユーザーと繋がり続けてほしいと思います。みなさんの投稿みてますよー

この状況下であっても、「ギフトショー春2021」と「エクストラプレビュー」の合同展が開催となりました。様々な意見があるかとは思いますが、マーケットが大きく変わる潮目の時だからこそ、商品傾向も変化するのでとても興味深いものになりました。

人は少ないながら、やる気のある出展者&バイヤーとのマッチングがスムースに運んだそうです。

それぞれ編集長的視点で速報でアップさせていただきます。

1.「SYABON」turn over

オリジナルなテキスタイルを使った、ポップカラーのバッグブランド「SYABON(シャボン)」。すべてのアイテムが「洗える」というコンセプトで立ち上がりました。よく見るとひとつのバッグの中に、いくつものテキスタイルが組み合わさっていて、なかなかのパンチ力。

2wayに使えることや軽量なため、折りたたんでエコバッグとして持つこともOK。春夏の店頭で元気になれるラインナップになりそう。

2.「OUTDOOR PRODUCTS」unofuku

豊岡のバッグメーカー「ウノフク」のブースでは、華やかに花いっぱいのディスプレイがキャッチー。キャスター付きのシリーズを拡充させて、春の“お花見”をイメージしたとか。

もちろんデイリーな買い物用のキャリーとしても使えるうえ、折りたたみ式の椅子までがついているので、“ちょっと座りたい”というシーンでも活躍してくれる。バッグはキャスターから取り外し可能。

3.「サンエムズ」

「モールド成型」のアイテムが得意な京都のメーカーのオリジナル製品。EVA素材の表面に生地を接着した素材をもとに、金型で立体的なフォルムを成形する加工法です。今回はアウトドア関連に使えるポーチや、クロスバイク、SUV(ジムニー)の内装に付属させるガジェット系が充実。

クルマや自転車の形状を知り尽くし、「こんなところにも?!」と驚いてしまうほど、使う人に寄り添ったポーチデザインには驚かされます。“好き”を追求したマニアックなラインナップが秀逸です。

4.「PARLEY」

シックなディスプレイラックに切り替え、大人な雰囲気で提案しているエルクレザーを得意とする「PARLEY」。特に人気の高い新色のパープルやブルーを前面に見せて、アイキャッチにもなっている。

新製品として、深いツヤ感が特徴のクラシックシリーズから「スリム財布」を提案。定番だった「マネークリップ」を、より若い世代にも使いやすくし、カードは横入れにすることで取り出しやすくした。キャッシュレス時代で二つ折り財布が定番となる中、ジャケットにひびかない薄手の財布はニーズが高まっているとのこと。

5.「KEETS」

札幌・宮の森の円山地区を本拠地にアトリエショップを構える「キーツ」。北海道産の木材であるナラやカシ、またエゾシカ革、丈夫な帆布などのナチュラルな素材を使用し、北国の暮らしに通じる“シンプル・ミニマル・ユニーク”をキーワードにものづくりを行っている。

丸く削ったウッドパーツがかわいらしいコンパクトなリュック。また縦型と横型のオリジナルのランドセルなども、ほかには見られない個性的なデザイン。牛革はイタリアからの発色の良いインポートレザーを使用。またエゾシカのシリーズはナチュラルな肌目を活かしつつ、すこしキレイ目に仕上げたデザイン。北海道のライフスタイルにもマッチする主張しすぎないラインナップ。

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第一弾はこのくらいで。次回につづきます。