日本の職人がつくるレザーブランドを発信!神戸「FREE SPIRITS(フリースピリッツ)」#2

こんにちは、川崎です。前回の「フリースピリッツ」さんのvol.2です。

村田さんのインタビューは自分の仕事にも色々と刺さる部分があって、なかなかに刺激的でした。日本の職人がつくるマイナーブランドにあえて日の光を当てるというミッションが、生き方にも通じてとても深く響いています。

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オーダーメイドが可能な体制づくり

直営一号店は、神戸の乙仲通りに面した20坪ほどの店舗で、革好きなユーザーで常に賑わっています。

店の奥には本格的な革工房が設けられており、8人ほどの若手職人が日々ミシンを踏んだり革と向き合ったりと忙しそうです。

村田さんによると、オーダーメイドができる体制づくりと、海外での販売を強化するべく、少ロットに対応するためにもものづくりの内製化が必要と考えたそう。

また、実店舗は神戸店の他にも、大阪のルクアイーレ店、西宮ガーデンズ店、アミュプラザ博多店などがあり、積極的に出店攻勢をかけています。

「Free Spirits」大阪ルクアイーレ店

また村田さんは、中小機構国際化支援アドバイザーとしても活躍されています。

プリンシプルの社内でも、越境EC事業部、海外事業部、また得意のDXを活用したAI事業部、コンサルティング事業部も設立。今までのキャリアを活かしながら、新しい事業を続々と立ち上げ、日々邁進されています。

「私が革という素材にこだわっているのは、はるか昔から人間を守り続けてきたものだからです。身体を守る、お金を守る、そしていまは“生き方”も守っているのではないでしょうか。

生の余韻と死の予感を感じさせる革そのものの、神秘性に惹かれるからだと思っています」

企業のタグラインは「プリンシプルを生きる。未来を創る。」

小売業というあり方を越えて、様々な人を巻き込みながら事業を立ち上げる村田さんの姿勢に、誰もがパワーをもらえていると感じます。

村田さん、インタビューありがとうございました。

株式会社フリースピリッツ

フットウエアプレス誌から大幅加筆