【編集長レポート】2022年SS バッグ展示会ウィーク(11/9~11開催) まとめ #2
こんにちは、編集長の川崎です。
2022年SSバッグ展示会ウィークまとめ第2弾です。第1弾はこちら。
今回もブランド別ではなく、テーマでまとめています。
1.ナチュラル素材使い
麻やキャンバス、メッシュなど、ナチュラルな素材感のアイテムは春夏の定番として不可欠。メッシュ系では、インナーバッグ付きで、使い方によって取り外しができるタイプが増えました。ハンドル部にバンブーやロープ、ウッドといった、天然素材を使用したデザインも注目です。
「DAKOTA」 プリンセストラヤ
「ストーリー」エーアイクリエイト
「KIGO」金魚製鞄
2.元気になれる小物
バッグでは派手な色は持てないけれど、ポップな小物で元気をもらいたいという方は少なくない。財布、ポーチ、パソコンケースなど、デイリーで使用する小物に、明るいプリントを取り入れる傾向が。また、バッグのみで提案してきたところが、同素材でシューズを展開するといった動きも見られました。
「グリームサプライ」グレイス
「サポネッタ」クリオジー
「チャオチャオチャコ」インディゴ ※シューズも展開
3.その他 ユニークな視点のバッグたち
アフターコロナでは、トレンドの切り口だけではなく、自分たちの得意分野を活かした息の長いものづくりを指向するブランドも増えました。今までにない斬新なアイデアが生まれれば、DtoCでクラウドファンディングを活用し、支援を募るという動きも活発化。
またユーザーのオンリーワンのバッグを製作する、カラーオーダーの仕組みを整え始めたところも目立っています。
「ANNAK」三竹産業 カラーオーダーバッグのプロモーション
「ISIT(イズイット)」イケテイ クラウドファンディングで支援が集まった“拡張するウエストバッグ”
「フェーズフリー」スターツ “備えない防災”を切り口にした普段使いする防災リュック
「DAKOTA」プリンセストラヤ。 レザーで製作したピクニックシーンのアイテム提案。おにぎりケースやピクニックマットまで
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以上で展示会レポートは終わりです。どのブランドも初心に立ち返り、「バッグとは何か?」を自問自答していると感じました。コロナ下ではユーザーの声を今まで以上に聴きながら、ものづくりをすることが更に重要になりそうです。
次の展示会レポートもお楽しみに。