国産天然皮革の魅力を発信する人気イベント「日本革市」がそごう横浜店8F催会場で11月25日からスタート。初日にお邪魔してきました。
すっきりとしたスペース・・・という第一印象。
というのも、安心して過ごせるよう、通路を広く、各社のブースが離れて設置され、ソーシャル(フィジカル)ディスタンスを確保できるように、との配慮が行き届いています。
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注目トレンドとして浮上している、セミショルダーバッグ。一本手(ハンドル、もしくはストラップが一本の仕様)のバッグが新鮮です。

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アニマル柄も人気ですね。毛付き革にプリント加工を施しています。こちらの2アイテムは初日からお買い上げのお客さまが。
こういう時期だからこそ、「ファッションを楽しみたい」「自分らしく装いたい」というユーザーさんが、リアルにいらっしゃるんだなと実感。うれしくなりました。
お出かけできなくても、おうち時間で楽しめるバッグも。

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アニマルモチーフのバッグは、コーディネートを考えると、なかなかの上級者向けですが、オブジェ感覚でお部屋のディスプレイとしても。ニッチなジャンルだからこそ、ファンのかたの熱量は、かなり高いです。

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国内の職人が一点一点編み上げた逸品。デイリーなスタイルのほか、きものとの着合わせも素敵。大人世代からの絶大な支持があり、特に、京都や金沢などでヒット。
日常的にきものをお召しになるかたにとっては、お求めになりやすいようです。インテリアにも馴染むので、部屋に飾っておきたい名品です。

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部屋での活用はこちらも。デスクに置いておけるバッグ。高さがなく、口開きがいいので、出し入れがスムーズ。
スマートフォン用ポケットもあり、スタンド代わりとして、ステーショナリーなどの定位置として在宅勤務中でも使えそうです。
出社時には、フリーアドレスの社内移動、部屋間移動にも。車で通勤するかたには、助手席にちょこんと置いておけるので便利ですね。

同じく、定番のミニマムドクターバッグは、ワンタッチで開く留め具を配し防犯上も安心。リモートワークの普及とともに、ビジネスウエアのカジュアル化がさらに加速するなか、かっちりとした鞄らしいデザインに「きちんと感」があり、着こなしを引き締めてくれそうですね。
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ステイホーム時代、貴重な外出をポジティブに楽しむ、ワンマイルウエアが注目されていますが、そんなコーディネートに似合うバッグにも各社が注力。

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リラックス感のあるディスプレイとともにシーン提案。キャンディのようでもあり、ホーボーバッグのようでもあり・・・ユニセックス感覚で使うひとにとって、自分らしく使えそう。

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上質なレザーで仕立てたミニバッグ。着こなしに抜け感をプラスしてくれます。ハンドルのグリップ感、タッチ感がよく、革の質感をダイレクトに味わえるのもうれしい。敢えて「手に持つ」というアクションがいいですよね。
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GoToトラベルキャンペーンの影響で、国内旅行のニーズが高まり、新たな提案もみられました。

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大きめのボストンバッグは新たな売れ筋。自宅からタクシーやハイヤーを使うドアトゥドァの移動にはボストンバッグを好む富裕層、大人世代のニーズが高まっています。

旅行用の履きやすいシューズを求める大人世代に人気を集める一足。エレガントなデイストと快適さを両立しています。さらには、かかとを踏んで履ける仕様となっており、バブーシュとしても。
機内履き、ホテルでの室内履きなどに便利。普段使いに活用しやすい汎用性のがうれしいですね。

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コアな人気のあるワンストラップシューズ。程よいカジュアル感と履きやすさがあり、ナチュラル&リラックステイストを好む大人の女性に支持されています。
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このほか、革づくりに情熱を注ぐタンナー×腕利きファクトリー、新進気鋭のクリエイターによる秀逸な革製品の展示販売、国産天然皮革の魅力を紹介するコンテンツが盛りだくさん。日本の革三大産地のご紹介や、実際の商品に使用されている国内で鞣した皮革の展示も好評です。
期間中、会場にてアンケートに答えると、各日先着50名にメガネやスマートフォンの液晶画面拭きとして最適なセーム革を進呈。各日準備数がなくなり次第、終了となりますので、お早めに。
画像は、「日本革市」公式SNSアカウントより。同アカウントは、先日、ファン数が一万人を突破し、人気を集めています。
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「日本革市」https://www.kawa-ichi.jp
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(初出:「装苑オンライン」ブログ)
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(最終更新:2021年1月31日)