都内を中心とした靴小売店の団体、東靴協会の創立70周年記念イベント「東京”街の靴屋さん物語”」が浅草文化観光センターでスタートしました。

当初3月10日からの予定でしたが、1都3県の緊急事態宣言解除延期に伴い、会期が変更されました。まん延防止等重点措置に伴い、来場者及びスタッフの安全を考慮し、セミナー、足の計測会は中止となりました。展示会は感染症対策を講じた上で開催されています。
東靴協会が、昭和・平成・令和と、暮らしの移り変わりを足もとから見つめ、支えてきた70年を、職人手製の名靴や懐かしい写真、資料で振り返ります。

会員小売店所蔵の手製靴、貴重な名靴を間近で見ることができるチャンスです。

ファッション業界の関係者が足繫く通う名店、小澤靴店のアーカイブからも出品。

ブーツで知られる同店。こちらのブーツは皇室御用達だそうです。

このほか、歴史展示、活動紹介・展示、東靴協会事業紹介、道具などの資料も公開。

昭和の通勤電車車内を彩った企業広告(車内吊りポスター)も必見です。昭和レトロブームですが、華やかな当時のニュアンスを感じたいかたにも見てほしいですね。大阪エリア向けにつくられたものもあるそう。大阪メトロ心斎橋線などに掲出されていたのでしょうか。
なお、緊急事態宣言が発令された時点で終了となる予定ですので、気になるかたはお早めに。
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(初出:「装苑オンライン」ブログ)