注目ブランド「sato-ca(サトカ)」のポップアップイベントが西武池袋本店 2F 南B8(コーチ前)で3月2日まで開催されています。
絵画的で独特な色づかいや柄、アクセサリー感覚で装うバッグや小物で「こころを動かす」「お客さまのよろこびが長く続く」ものづくりを目指し、2013年春夏シーズンからスタート。
同ブランドを立ち上げた境 郷子さんは学生時代から油絵、コスチュームジュエリーをはじめ、さまざまなジャンルで活動する多才な女性クリエイターです。
「新作のフェミニンな革小物シリーズ”Petit jardin”や エコバッグにもぴったりな定番帆布のトートシリーズなど をご紹介します」(境さん)
新作のフェミニンな革小物シリーズ”Petit jardin”とは・・・
「小さな庭に訪れる つばめや蝶々 そしてそこに咲くビオラやマーガレットや名もなき植物達を、金の箔押しで表現しました。
今まで革のカットワークでレースを表現した【Le jardin de dentelle ~レースの庭~】シリーズでバッグやチャームなどをお作りしてきて、嬉しいことに店頭で、お財布やメガネケースなど革小物も欲しい!とずっとご要望頂いていました。
が、革のカットワークという物理的な特性上、小さなモチーフをお財布などに施すのは強度的に難しいあせる 何か小物にふさわしい、お使い頂く時に”体温が一度あがるようなときめき”を感じていただける表現はないか?と、長い間考えていました。
イメージが熟すまで蚤の市でお迎えしたアンティークレース のピースやベルギーの本屋さんで買った古いレースの本、昔の植物図鑑の挿絵や今までのレースの庭シリーズたちを何度も何度も見ながら、、、今年の春からラフ画を描き始め、やっと形になった sato-caの小さなお庭。
コンパクトウォレット、メガネケース、ミラーの3アイテムからご用意しました」(境さん)
デザイナー自身が気に入っているという「アクア」は、春にぴったりの清々しい色。
「少しグリーンの色味も感じさせる、なんとも言えない “繊細な”色。
淡いのに弱々しくない澄んだ水のような”凛とした”印象は、たおやかでありながら背筋がすっとのびた”美しい人”を思い起こさせます。
革で透明感というと、なかなかわかりづらい表現ですが、清らかでさわかやな透明感を感じるお色。
内側は、明るい気分になる イエローです。ぜひ、お手にとって色の美しさにときめいて頂きたい、デザイナーお気に入りの1色です」
春財布をお探しのかた、就職・進学祝いのギフトをお探しのかたにおすすめです。まっしろなスケッチブックに思いのままスケッチするように、心が動くクリエイティブに出会って。
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(初出:「装苑オンライン」ブログ)