「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021」キャッチアップ#2

「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021」キャッチアップ#2

昨日もお知らせしましたが、「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021」がスタート。

東京産のレザー、ピッグスキンの魅力を紹介する東京都・製革業産地振興協議会のブースが「ギフトショー・LIFE×DESIGN」(南展示棟/南3-T16-25)に出展しています。

 

精緻な製革技術、高度な表面加工技術に優れたメイドイン東京のレザー。その代表格、ビッグスキンと、新たなにステアハイドを加えて、「東京のレザー」ならではの素材力をブラッシュアップしています。
タンニンヌメ:「革のベーシックが際立つ」
精緻な加工技術:「風合いのバリエーション」
スエードの装飾性:「色×プリント×光沢」
トレンド力:「新しい素材価値」
主となるレザーと特長でカテゴライズし、下記の3テーマで発表されました。
1.革新する基本
ピッグスキンらしさの探求
革らしさの進化
汎用性の高いネオベーシック
2.視覚効果で進化する
布のような風合いを活かしたスエード
プリントのバラエティ
スポーツセンスのネオンカラー
3.自在にハイブリッド
アニマルと爬虫類の混交(柄×柄)
高度にハイブリッドする加工技術
アート感覚のパターン、柄×柄の重層、凹凸、起毛×メタリック、プリーツ×ストライプなどユニークな素材が好評です。

同ブースのディレクションを手がける「ジャルフィック」の公式SNSでいち早く会場風景が投稿されましたので、シェアさせていただきます。実際の皮革素材サンプルがそろい、前述の内容を確認していただけますので、ぜひ、お立ち寄りください。

参加ブランドは・・・「ウォッシャブルレザー」シリーズが好評の「TOKYO LEATHER FACTORY」。墨田区エリアで生産されたピッグスキンに独自の加工を施し、丁寧につくられています。

「洗える」という付加価値は、エコという要素や、経年変化・エイジングの魅力が支持されていましたが、ウィズコロナ時代のニューノーマル・アイテムとして再注目。

特に財布は、触る機会が多く、不特定多数の人の手指を介した紙幣、硬貨を収納するものだけに、ウイルス対策ができる安心感は大きいですね。

中性洗剤で洗えるそうです。レザーに使用できる抗菌ケアアイテムもリリースされていますが、実際に定期的に洗うことできるのがうれしいですね。(画像:「TOKYO LEATHER FACTORY」公式SNSアカウントより)

 

 

「TOKYO LEATHER FACTORY」WEB SHOP https://www.tokyoleatherfactory.shop/

現在、第一線で活躍中のクリエイターを多数輩出するインキュベーション施設、台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)卒業生ブランド「Comma(カンマ)」は、腕利きファクトリー「墨田革漉」とのコラボレーションにより出展。

新作「カスタマイズウォレット」をリリースし大好評。22,464通りものバリエーションのなかから、ご自分だけの財布をオーダーできます。完全日本生産、カスタマイズで一つ一つ丁寧につくり、生産現場、ファクトリーのサポートを視野に入れたプロジェクトです。

このほか、クラウドファンディングプラットフォーム Makuake でブレークした、紳士淑女のための「ムダにカッコいい革小物」もお見逃しなく。

「Comma」https://comma-leather.com/

お出かけのかたは、ぜひ、お立ち寄りください。

「第91回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2021」
https://www.giftshow.co.jp/

(初出:「装苑オンライン」ブログ)